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2008年10月6日月曜日

クロスイッチ。

お疲れ様です。ネットマーケのTです。



電通社から書籍クロスイッチが出ましたね。
サイトも公開されています。

こんな内容の書籍です。
http://www.dentsu.co.jp/crosswitch/column/080828.html

電通社が半ば自省的に、
消費者中心主義をコンタクトポイントマネジメントとして復古させている点が象徴的だったと思います。
マス広告は終わりだ的な悲観論に対する電通社からの冷静な回答でもあるように感じます。

マス広告の発端は「広告」を「いろんなところ」に「大量」に出したら製品サービスが超売れて、
広告費用も回収できちゃったから、
もっとやろう!もっとやろう!というものだったかと思います。
ここで課題になるのは時間です。
時間は有限ですので、広告主が増えるほど、そして媒体が増えるほど、
時間の取り分は減ります。ゼロサムゲームです。
飽和すると値段が高騰します。高騰した割りに効果が出ないのは当然です。
すると、
もう少し安価で効果のある手法はなかろうか、と開拓が始まります。

ITが発達するとCRMと呼ばれる手法や、OneToOneと呼ばれる考え方が跋扈しました。
これはとどのつまりはローラーじゃなくして個々に爆撃しようという考え方です。
マスと相反する位相で考えられがちですが、
こっちで効果があるとますます時間の取り分が全体で減ります。

マス媒体がなかったころ、広告という発送がなかったころは、
製品・サービスは口コミでしか新規顧客を獲得できなかったので、
ものすごくダイレクトレスポンスでインタラクティブな広告作法だったと言えます。

最近までバズマーケティングであるとか、
口コミマーケティングと呼ばれる手法や考え方が跋扈していました。
デジタル原点回帰に思えます。

また行動ターゲティングという考え方も同じころ少し来ていましたね。
そこに噛ませてOOHブームがにわかに起きたのだろうと思います。

マス広告に関して言えば、
マス広告の影響力が減ったかといえばそういうことではなく、
依然としてマス広告は強大なコミュニケーターだと思います。
接触時間が減ったところでマス媒体自体の信頼信用は相変わらず絶大だと思います。

効果というか反応が乏しくなったのは、
広告の母数が増えたから、だと思います。
広告効果の全体数は減ってなくて(むしろ増えていると思います。)、
分散したか偏った、という考え方が正解にも思えます。
どっちにしても時間は有限ですので、
誰が悪いということではなく、単体で見た広告効果は下がり続けると思います。
だからといって広告をやめろ、ということにもならないと思います。
広告はもはやなくてはならないものです。

さて、
そこで改めて本書で展開されているクロスメディアの考え方ですが、
マスだけじゃ駄目だと言ってる訳ではなく、
マスもニッチもなくって、
ニュートラルに考えて消費者に最適化された広告コミュニケーションを設計しましょうよ、
そこに広さに加えて、「深さ」も加味してね、
というものでした。

こうした動きが、
一般に「広告」のイデアとして支配的だった、
「広く大量に一方的に言いたいことをうまく聞かせられるようなコミュニケーションを投下する」
から
「広く大量に深く必ずしも一方的にではなく、
言いたいことを必要としている人にうまく伝えられるようなコミュニケーションを投下する」
というイデアへ、
シフトさせる原動力になる気がします。

その上で、
OOHとネットは確実に使われます。

ニューアド社でクロスメディア施策をお試しの際は、
ぜひTまでご相談下さい(笑) 。
面白いことをやりましょう!


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