フリーを読みました。

お疲れ様です！Tです。

この頃目から鱗が落ちるような書籍に巡り会って無かったものですからめちゃんこ感動しました。
売れてるようですね～。

ライフハッカー日本語版に垂涎モノのポイント列挙コンテンツがありますので、
要旨をご覧いただき食指が動けばぜひに本屋さんへ。

Tがネットに繋がったのは同世代の中では結構遅く2002年のことでした。
XPが無かった頃で、残念なことにMeでデビューしたという。
で、
余りの出来事に繋がった数日後にはサイトを公開してたくらいの衝撃を受けました。
ネットも衝撃だったんですけども、
衝撃ポイントというのは実はネットに繋がる直前に起きていたことを思い出しました。

結構単純なんですが、音楽CDを複製できるじゃんか、ということだったんですよね。
それまでって買ってきたCDはMDかテープトいう時代でしたもので。
で、
いやちょっとまてよ、CDが複製できるということは「基本」あらゆるデータでできてるもんは、
いいか悪いか別としてつまるところ無料じゃんか、ということに勘付わけです。

その次の衝撃はwwwとかハイパーリンクの考え方になるんですけれども、
更にその次の衝撃というのが、
ネットを楽しむ前にサイトを公開してみてから気づくのですが、
データって必ずしも何かの媒体の体裁である必要もなくて、
サイトを格納してるとこにぶら下げたらエラいことになるぞと。
で見わたせばnapstarが大流行していたという。

という動きがなんとなく一般的になって以降、
代替できるものは恐るべき速度で安くなるかタダになるかしちゃったことは記憶に新しいです。
最初の頃はものすごく消極的に、やがて積極的に。企業がです。
またデータそのものもそうですが、
データの塊でもあるソフトウェアっていうのも同じ振る舞いを見せました。
それでいうと我々も扱っているホームページと呼ばれるものも、
ここ2～3年で強烈に値下がりしたと思います。

で「なんでもこんなものがこんなに安いかタダなんだろうね」という疑問が湧きました。

多分つい去年までは、
赤字だろうが何だろうが人が集まってりゃ高く買ってもらえんだろ、
という仕組み自体が商材で通用してた感があるので、
どこかで誰かが間違いなく損してたように思えますが、
その中でもマネタイズに成功していたところもあったようで、
今年に入ってからそれがちゃんと可視化されてきた感じがしますよね。

T個人はモノとコトを分離したらコトがタダになる現象って「しょうがない」と思っていたので、
（チップって賢いと思ってます）、
コトを過剰に提供することについて常々批判的に捉えているものですから、
ビジネスを展開するうえで極力モノとコトを分離しないように努めていましたが、
はじめからコトをタダにする視点も持っておく必要があるよな、とちょっと前を向けました。


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