ホームページ自体は人を呼ばない。

お疲れ様です。ネットマーケのTです。

広告会社に移籍してきて１年が過ぎました。
Tは印刷会社～出版社（広告会社？）～Web制作会社と歩いてきましたが、
広告会社に来て改めて考え直したことがあります。

というのは広告って何だったっけ？
という話です。

Tは海外事情に明るくないので伝聞ですけれども、
日本で言う広告というのは、
・アドバタイジング
・セールスプロモーション
・パブリックリレーションズ
がごちゃ混ぜになってますね、
という指摘があります。

果たしてその通りで、
自分が今から提案ないし説明するものはこれらのうちどれだったっけ？
ということをキチンと把握してかからないと、
まず間違いなくグシャグシャなプレゼンに陥ります。

諸説あると思いますが、
意中の相手を落っことしたい場面で換言するに、
アドバタイジングは自己紹介、
セールスプロモーションは口説き、
パブリックリレーションズは雰囲気作り、
だと思っています。

で、
ホームページって何なのか、
という話です。

個人的にですが、
法人が（個人事業主でもいんですけども）はじめて構築したホームページというのは、
アドバタイジングだと思います。
ものすごく魅力的に自己紹介することもあるとは思いますが、
これはどっちかというとプロモーションというよりブランディングみたいな気がします。
当方がプロモーションのつもりで作っていても、
ことWebに関しては紙のロジックで作り始めると、
あんまり相手のことを考えないで一方的にこちらが言いたいことだけを、
ご丁寧に抜粋までして掲載しちゃいがちな気がします。
特に予算の都合でファイル数を稼げなかったサイトの場合この傾向が顕著に思われます。
また、
ホームページがひとつしかない場合、
ひとつのサイトの中で会社案内と製品プロモーションが混在して、
何がしたいのか良く分からないサイトになっちゃうケースが多いように思います。
普通ひとつだろ、というご指摘を受けそうですが、出来れば分けた方がいいと思います。

タイトルの話に戻ります。

で、
ようやくプロモーションとしての機能に特化したサイトを公開したとします。
しかし、これだけでは当然人が来ないのです。
大都市に新規開店したお店に広告ナシで人を呼ぶようなものだからです。
結局、
人を呼ぶためには、広告宣伝が必要なんですよね。
で、
人に売るためにも広告宣伝が必要なんですよね。

ホームページに予算を掛けて、
さらにネット向けに集客目的の予算を組む、
というご提案をすると、
ホームページをしっかり作ってるんだから当然人は来るだろ、
というコメントをいただくことがまだまだ多いので。。。



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