僕が2ちゃんねるを捨てた理由を読みました。

お疲れ様です。ネットマーケのTです。

僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54) (新書)
金欠だったんでこのところ節約志向だったんですが、
前著があまりに面白かったので買ってきて読みました。

「もうこれ以上インターネットは社会を変えない」
根底に流れるこの主張は筋が通っており、
相変わらずサッパリと読めました。

T自身はそこまで思っていませんが、
このくらい冷静なほうが道を誤まらないだろうなぁ、
とは、思います。

今回はひろゆきさんのTV論を読めます。

TVってあまり積極的に見ないのですが、
先般のインフルエンザ騒動なんかでも、
過剰反応というか極端な感じがします。
このごろますます飛躍的に。

これって並んだ自転車のうちの一台のカゴにゴミを入れておくと、
その自転車のカゴは間もなくゴミで一杯になる法則の高速化ということだと思ってまして、
それというのは、
ほぼいつでもどこでも、
誰かしらに向けて、
即時に、
しかもインタラクティブに、
情報を配信できる道具、
※情報を取得できる道具といってもいいんですが
つまりはインターネットが普及しちゃったからじゃないかなぁ、
と感じます。

けれどもここでいうインターネットというのは、
情報流通のチャネルのうちのひとつ、という意味合いでしかなくて、
自身が媒体的というか広告的では無いと思うのですね。

大衆を扇動しているのが扇動された大衆で、
でかい内輪ネタ増幅装置のような感じというか。
それをまたTVが拾って見たりするのは生産的じゃないなー等。

この流れで、
やっぱりマスメディアってぜんぜん破壊的な威力を保ってるよね、と思うのです。
ネットが第5のマスにはなってない、という意見に今は賛同している理由でもあります。

正解かどうかは推移を見守る必要があると思いますが、
マス広告が効かなくなったというわけではなく、
効き方が変わった、というのが正解なような気もします。



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